「面接って、何分前に行くのがベストなのか知りたい。
遅刻しないのは当然としても、15分くらい前がいいんだろうか。
いや、ここは気合を入れて30分前に、、、うーんさっぱりわからない。
面接で落とされないためには何分前がいいのか、経験した人教えてくださいな。」
こんな疑問にお答えします。
【本記事の内容】
- 面接は何分前に行けばいい?早すぎは落ちる原因にも。
- 面接に遅刻しない方法は、リハーサル
本記事を書いている私は、転職3回の経験があります。
前々職では、採用担当を任されたこともあります。
転職の面接初心者の悩みとして、「面接場所へは何分前に行くのがベストなんだ、、、?」という疑問を多く聞きます。
その答えは「特別指示がなければ3分前でOK。むしろ早く来すぎたらダメだよ」です。
本記事では「面接する側」と「される側」、両方の立場を経験したわたしが、「面接は3分前でOK」について深掘りしつつ解説していきます。
面接で会社を訪れる時は、まさに初の顔合わせ。
第一印象は7秒で決まり、その後半年間続くと言われています。初頭効果ですね。
本記事を最後まで読めば、大事な第一印象を悪くせずに、面接に挑むことができます。
つまらない事で印象を悪くしないように、ポイントをマスターしましょう。
※2〜3分でサクッと読めますよ。
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面接は何分前に行けばいい?早すぎは落ちる原因にも
わたしは以前勤めていた会社で面接も担当していた経験があるので、面接する側の立場で言わせていただきます。
面接は直前に伺いましょう。
約束の時間の3分前でOKです。
早すぎると会社に迷惑です
「さあ、面接だ」と気合を入れて予定の時間よりも早めに到着することは、遅刻も防げて良いことですよね。
ですが、早く着いたからといって、早く会社に訪問する必要はないです。
くだらない面接サイトなどに、「約束の15分前には伺いましょう」などとテキトーな事が書いてあります。
ですが、面接する側の立場で言わせてもらうと、大迷惑です。
会社は面接だけが業務ではない
受ける側の立場とすれば、当日は面接のことで頭がいっぱいですよね。
それこそ人生の「一大イベントだ、、、」と考える人もいるはず。
わかります。
ですが、、会社は営業日であれば、通常営業しています。
日々の仕事を、社員は今日もいつも通り行なっています。
なので会社で働く社員たちは「あなたが面接の日も、普通に忙しく働いている」という事を頭に入れておきましょう。
よくある面接の前口上とでもいいましょうか、お約束でありきたりなセリフに「本日はお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます。」というものがありますよね。
(面接する側は、全く聞いていませんけど。お約束の言葉はどうでもいいので、、、。)
ただそれって本当なんです。業務の手を一旦止めて、面接するわけです。
まさに「お忙しい中」なんです。
いえ、偉そうにしているわけでもなんでもなく、本当、そんな感じです。
早めの訪問が会社のスケジュールを狂わす
あなたが予定より早く来たせいで社員の予定が狂います。
例えば10時に面接の予定があったとします。
あなたは遅刻しない、ということばかりが気になっているので、とにかく「早く着く」ことが正義。
なんならそれで高評価を得ようとしていませんか。
「〇〇さんは早く来て素晴らしいね、気に入ったよ!」
いや、、、そんなことは絶対にありません。3分前でいいです。
約束の時間に、定時に来てください。
社員の仕事を奪わないように
10時が面接の時間なら、9時45分は通常業務の最中です。
あなたが良かれと思って15分前(中には30分も前に来る人もいました、、、。)に着き、訪問したとします。
ですが予定の直前まで、社員は通常の仕事をしています。
あくまで「通常業務の合間に」面接をするので、時間が来るまで対面の椅子に座って待っている。なんてことはありません。
こう考えたらわかりやすいです。
今日は7時に起きる予定だったのに、母ちゃんが気を使って6時45分に起こしやがった。
あと15分寝れたのに、何してくれてんだコラァ!
あなたが良かれと思ってとった行動は【単に場の空気を読んでいないだけ】の可能性も。
会社に気を使わせない
小さい会社の場合、あなたを待たせておく部屋が、、、ないんです。
その日は直前まで他の人が面接中、という場合もあるので、面接を行う部屋はすでに使用中。
そうなると仕方ないので会議中の社員を出して、部屋を開けたり、、、
商談に来たお客さんとバッティングしたりする可能性もあります。
なんども言いますが、定時でいいんです。3分前でOKです。
30分前に着くとか、逆に非常識であるということを覚えておきましょう。
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面接に遅刻しない方法は、リハーサル
面接は3分前に訪問すればOK。とはいえ、
ギリギリを狙って遅刻するわけにはいかないですから、前もっての下見はマストです。
とにかく1度は下見しておく。1回会社にこっそり来ておく事で、当日の不安はなくなります。
当日と同じ交通手段で下見
必ず下見は当日と同じルートで行いましょう。それで遅刻問題は解決です。
一度その場所まで実際の交通手段で、さらに言えば当日と同じような格好で向かうと良いです。
もう完全にリハーサルですね。
さらに当日の面接予定時間と同じ時間帯で行けば、渋滞など交通状況の把握もできます。
そうすることで、
・思っていたより駅から時間がかかった。
・車で行ったらかなり渋滞した。
・駅からすぐなのに、割と複雑で迷う。
・途中トイレに行きたくて探し回るが、ない。
・時間を潰すための良い場所がみつからない。
こういった様々なリスクを回避できます。
急にスマホが壊れてマップが開けなくなったらどうします?
下見しておけば問題ないですが、初めての場所で迷って遅刻とか、、、ヤバイです。
遅刻自体は、すぐに連絡すればそこまで問題はないです。
とはいえ遅刻してしまった、、という事実は割と冷静さを失うので、面接に失敗する確率は上がります。
なので、もしもに備えて1度下見するだけで、当日の不安がめちゃくちゃ減りますよ。
リスク回避しておきましょう。
下見は丹念に、面接当日は3分前に
・面接は会社にとっては業務時間の合間に行うもの。業務の邪魔にならないように、時間の3分前に行けばOK。
・とはいえギリギリに着くのではなく、事前に下見して、当日は早めに近くに到着。
時間を潰しながら、心を落ち着かせるなどしよう。
時間を管理するって、デキるサラリーマンには大事なスキルです。
面接の時間に到着するのは、出来て当たり前。
時間通りに着いたからといって評価される事はありません。
ですがやたら早い時間に会社を訪れるなどすると、「え、なんでこんな早い時間に来たの、、、?」と面接する側は思ってしまいます。
そうなるとあなたのイメージは若干ですが、悪くなる可能性もあります。
つまらない事で評価を下げないように、面接にのぞみましょう。
3分前でじゅうぶんですからね。
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もし、面接に遅刻した場合は即連絡です。遅刻自体は不採用の原因にはならないので、とにかく連絡だけは入れましょう。
以下の記事で詳しく解説しています。
【面接に遅刻】電話をすぐに入れておけば問題ナシですが理由には注意
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