そろそろ4回目の転職します。

ブラック企業の見分け方|求人広告で見つけた要注意キーワードを紹介

仕事の選択に悩む男性転職のギモン

「何かいい仕事はないかなと思って、とりあえず求人誌やネットの求人情報を見ているんだけど、ブラック企業には入りたくない、、、これだけはやめておけ!っていう見分け方はあるのかな、、、?」


こんな悩みにお答えします。


わたしは過去にブラック企業に入社してしまい、心身ともにやられ、「もうだめだ、、、消えてしまいたい、、、」と追い詰められた経験があります。


世間でもブラック企業はニュースになっていますよね。
社員の過労自殺や訴訟の事例などもたくさん目にするようになりました。



そんなブラック企業ですが、「私たちは、ブラック企業です!」と宣言はしてくれません。
そこでわたしが過去に痛い目にあった経験を生かし、ブラック求人にありがちな要注意キーワードを選出。

あなたが今、応募しようかと思っている会社の求人と照らし合わせて、「やばいキーワード」が入っていないか、しっかりチェックしてください。



ブラック企業に入ってしまっては社歴にも傷がつきますし、当然あなたの心にも大きな傷を追うことになります。

そんなことにならないよう、うまい話には乗らないようにしてください。




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ブラック企業の見分け方|求人広告で見つけた要注意キーワード

給与の幅がすごい・初めから貰いすぎ


「25万円〜50万円+歩合給」
「25万円スタート。初年度実績例:650万円」


このように給与に大きな幅がある場合は要注意です。


25万円スタートの給料がどうして初年度680万円になるのでしょうか。
25万円であれば初年度は300万円です。
倍以上の給与をもらえるとは普通、考えにくいです。


このような場合はほぼ虚偽(ウソ)である場合がほとんどです。


もし実際に稼げる可能性があるとしたら、とてつもないノルマをこなした場合などでしょう。
例えば自腹で家や車を数台購入するとか、、、。


入社初日から、激しいプレッシャーがかかる会社の可能性が高いです。
要注意です。


必ずこう言った求人には、【給与】と書かれています。


つまりあなたの給与ではなく、架空の誰かの例、の場合があります。

【私の失敗例】

年収例:350万円/1年目(30歳)/月給25万円+賞与

実際は・・・302万円(25万円+賞与1万円×2)でした。
「1年目はみんな1万円だから」と言われました。

まあそこは納得なのですが、求人の年収例でいくとボーナス50万円の計算になるんですよね、、、。


「入社祝い金最大137万円」

危険なキーワード「入社祝い金」です。


とある求人には「入社祝い金最大137万円」と書いてありました。


このようなデタラメな金額にもつられてはいけません。
なぜ入社しただけでお祝い金が137万円ももらえるのでしょうか。
何も知らないあなたを誘い入れる危険なキーワード「入社祝い金」です。


たいていの場合、人がすぐに辞めてしまうために、毎月1万円ずつ、とか3万円ずつ、など辞めなかったご褒美のように支払われる場合がほとんど。

ですが罠があり、休んだ場合はゼロ、とか一度でも遅刻したらゼロ。
ノルマ達成できなければゼロ。などなど。


求人には「最大」と書いてあるのがミソ。
この場合「最低は0円」という意味も含んでいるという捉え方をしておきましょう。


もしかしたら、超ハードなノルマをこなしたらもらえる金額かもしれません。
何せ最大ですからね。「150兆円売り上げたら最大137万円」かもしれません。


あるいは給与の中に含まれていて、
「入社祝い金?今の給料の中に含まれとるで。せやから来年からは祝い金がなくなる分、給料下がるさかい、よろしゅう」


こんなこと言われたらどうしますか。


キーワード「入社祝い金」はブラックの可能性大です。
あたかも入社しただけでもらえるかのように書いてありますが、そんなわけありません。
言葉のマジックにひっからないようにしましょう。



※私が入ったブラック企業には入社祝い金というキーワードはありませんでした。


昇給は随時

やばいキーワード「昇給随時」です。


随時とは「好きな時にいつでも」というような意味でして、これも裏を読み取りましょう。
「いつでも上がる可能性はある。しかし上がらない可能性も、もちろんある。」という事です。


いつでもバンバン給与が上がっていく。
そんな大きな勘違いをさせる危険なブラックキーワードです。


「昇給随時」=絶対に上がるという意味ではないし、ずっと昇給なしの可能性がある。



覚えておきましょう。

【私の失敗例】

昇給随時・・・そんな人は会社にいない。
上司は10年間給料変わらず。

そんな上司がミーティングで放った言葉は「うちは昇給はありません(キリッ)」

随時よりも年1回と書いてある求人の方がましだと思います。




採用条件は「無条件」


採用条件に以下のキーワードが全て揃っている場合はブラックの可能性大です。
【未経験者・フリーター・シニア・ブランク・ミドル・学歴不問・高卒・資格不問】


このように、「ほぼ誰でもいい」という感じで募集をかけている場合は、とにかく人が集まらないので採用条件のハードルを下げまくっている可能性が高いです。


それだけ人の入れ替わりが激しい職場ということになりますので要注意です。


面接になんのハードルも用意されていないと、確かに応募はしやすいです。
そのため仕事探しで焦っていると「ここなら私でも大丈夫そうだ」と応募してしまいがち。


ブラックな会社だからこそ、基準を下げている、と考えましょう。

【私の失敗例】

「学歴不問・未経験も採用」
このキーワードの会社に入ってしまい、疲弊しました。
面接になんのハードルも用意されていないと、確かに応募はしやすいです。
そのため仕事探しで焦っていると「ここなら私でも大丈夫そうだ」と応募してしまいがち。気をつけましょう。





携帯電話貸与

個人的にかなりヤバいキーワードなのが「携帯電話貸与」です。


当然、携帯代は会社持ちですが、この携帯電話は持ったら最後24時間電話がかかってくる可能性があります。


持たされたら、あなたにプライベートはないと思ってください。

「携帯電話貸与×残業なし」の超危険なキーワード


携帯に「残業なし」のキーワードがかけ合わさると、さらに危険。


残業台を払わないように定時で上がらせ、それ以降のお客様からの問い合わせは全て携帯電話で対応。


こうなると本当に休みの日もゆっくりできません。


一見優しい言葉の裏には、危険な意味があると頭に入れておきましょう。

私の失敗例】

営業事務だったのですが、
家に帰っても、休みの日でも携帯に電話がかかって来ます。
しかもたちが悪いのが、かけて来るのは同僚や上司、というところです。

当日出社している人間から、仕事のことで問い合わせが来るんです。地獄です。
みんな仕事が多すぎてとにかく自分のこと以外はやりたくない、という会社でしたので休みだろうが関係ありません。

出かけていても突然電話がきて、休みでも心が落ち着かず。

携帯電話恐怖症になりかけました。


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もしブラック企業に入ってしまったら


今まで紹介したブラックキーワードに気をつけていても、ブラック企業に入ってしまう可能性はあります。

もしそうなったらどうするべきか。


耐える必要は全くなし。すぐにやめよう。

なぜか「せっかく入ったのだから、、」などと粘る人がいますが、無駄です。


なぜなら人生は有限だから。



仮にブラック企業で1年粘り、心身とも心身ともにボロボロになり、3年ほど鬱で引きこもったとします。
そうした場合、あなたが無駄にした年数は4年です。



さらに心に後遺症が残り、次ももしブラックだったら、、、などと不安になり、なかなか次に進めません。

辞めた方が合理的だと気付こう


ブラックで粘っても、せいぜい社畜精神が鍛えられるだけ。
結局体を壊し、精神を壊し、辞めることになります。


であれば早く辞めた方がダメージが少ないですよね。
こりゃやばい、と感じたらすぐに辞めましょう。


私の場合、まさにこれ。


「とりあえず1年いて、それから考えよう」と粘りましたが、帯状疱疹などに悩まされ、せっかくのゴールデンウイークに引きこもり、壁の一点をじっと見つめる、、、。


そんな状態になり、結局辞めました。やめるまでに1年8ヶ月もかかってしまいました。


入社しても次は頭に入れておく


人生は自分のためです。


ブラック企業に殺されないようにするには、入社しても引き続き職は探し続けるのが賢い選択です。


転職サイトに登録しておけば定期的に求人情報のメールは来ます。
登録を解除せずに、そのままにしておけば、入社した仕事を頑張りつつ、暇な時に転職情報をチラ見できます。



もし入った会社が残念ながらブラックだった時にすぐ次の候補を見つけられますし、
ブラックじゃなくてもスキルが身についた時に、さらにワンランク上の会社にチャレンジもできます。


仕事を頑張るのが大事なのではなく、あなたの人生を豊かにするために働く、ということです。
終身雇用はあのトヨタでさえ守れない。そんな時代に突入しています。


自分の人生、一度きりです。悔いのないように、1歩先回りの行動をしましょう。

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